あんまり活用してなかったblogですが、この度某VPSからAWSのLightsailに乗り換えて再構築することにしました。
ちょっとその辺の話を書いていきたいと思います。
なんでLightsailだったのか?
1. 自由度が高い
某VPSはphpやmysqlなどwordpressでサイトを作る分には必要十分なものは用意されていますが、それ以外にちょっとこれが欲しいんだよなと思ってもインストールすることはできません。
一般的なVPSであればだいたいどこも似たり寄ったりのような気がしますが、LightsailであればほぼまっさらなLinuxマシンを1台もらったような物ですので、何でも入れ放題です。
何しろsudo権限もらえますしね。
というと全部自分で、かつ手動でインストールしないといけないのかと尻込みするかも知れませんが、Lightsailでの新規インスタンス作成時にbitnamiを使用して必要な物をあらかじめインストールした状態で作成することができます。
(とはいえ全部自分でインストールした方が何のどのバージョンを入れたか把握しやすいので、自分でやる方が個人的には好きです)
2. 値段はそんな変わらない
某VPSは月々約500円でphpやmysqlなど一通りセットになった環境が手に入りましたが、Lightsailは一番スペックの低いプランであれば月々$3.5です。
最近の為替レートは1ドル104円~105円台ぐらいを行ったり来たりしているので、計算しやすいように105円で計算すると、367.5円になります。(ただし消費税は別途かかります)
下から2番目のプランでも月々$5 ≒ 525円+消費税なので、それほどは金額が変わりませんね。
3. EC2より金額がわかりやすい
AWSで同じく仮想マシンを使えるサービスと言えば、むしろこっちの方が知名度が高いでしょうがEC2があります。
EC2と言えば使った時間だけ課金なので、料金は何ドル×稼働した時間での計算になりますし、さらにEBSの料金とネットワーク使用量に応じた料金も入ってきて、一体月額でいくらになるのかというのがわかりにくいです。
これに対し、Lightsailは仮想マシンの料金だけで無くストレージの料金とネットワーク使用料も込み込みで月々$3.5とか$5とか決まっているのですごくわかりやすいです。
もちろんこれは決められた枠内に収まった場合なので、ストレージを増やしたいとかネットワーク負荷が高いとかでオーバーした分は別途請求になりますが。
最もオーバーするようならプランアップを検討するか、その辺を柔軟に決められるEC2を使用するべきでは?と思います。仮想マシンのスペックはそれほど必要ないものストレージはものすごく大きいサイズが必要とかの特殊用途にはLightsailは向きません。
というわけでLightsailに移行することにしたのですが、そのうち環境構築の話も書いていこうと思います。